いろいろな嗜好が存在するゲーム界において、「メイドさん」はもっともポピュラーかつ不可思議な属性のひとつといえましょう。看護婦さんや巫女さんは現代日本にも存在しますが、メイドさんは日本ではまず庶民には馴染みがありません。日本で古来よりメイドと同じ仕事をしてきたのはいわゆる女中、仲居というような人々で、現代においては家政婦さんがその役割を担っていますね。しかし、それらと「メイドさん」は完全な別物です。このような限られた属性が頻繁にゲームに登場し、好まれているのは、興味のない人から見るとかなり謎かもしれません。
Sorry, this blog is written in Japanese only.
日本のちょっと昔の(異性愛者)男性向けアダルトゲームや一般ゲームを題材に、比較的真面目に語るブログです。
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最終更新日:2019年10月28日
2016年11月20日
唐揚げと女の子:ゲームと性教育・序章
「架空と現実の区別をつけること」は、オタクに限らず一般的な常識であると思いますが、私達が日々創作物の影響を少なからず受けていることは否定できません。むしろ接する人に対して現実的な影響を何かしら与えることが、創作物の目的のひとつといえます。
表現規制関連では、このことについて頻繁に議論がされていますが、よくある話が性に対する認識への悪影響でしょう。実際に性教育に関して日本は後進国であり、その分をフィクションで個人的に補うのが習慣になっている感があります。(親が適切な指導をできている日本の家庭は少ないと思います。)しかし、前提となる正しい知識がなければ、フィクションのどこが現実と違うのかということ自体、判断できません。そのため、架空と現実を混同してしまう人は、年齢を問わず存在します。
表現規制関連では、このことについて頻繁に議論がされていますが、よくある話が性に対する認識への悪影響でしょう。実際に性教育に関して日本は後進国であり、その分をフィクションで個人的に補うのが習慣になっている感があります。(親が適切な指導をできている日本の家庭は少ないと思います。)しかし、前提となる正しい知識がなければ、フィクションのどこが現実と違うのかということ自体、判断できません。そのため、架空と現実を混同してしまう人は、年齢を問わず存在します。
ルームメイト:先取りしすぎたリアルタイムコミュニケーション
携帯機の利点を生かした、プレイヤーとのリアルタイムのやりとりを特色としたゲームは「たまごっち」やPSの「どこでもいっしょ」あたりから始まり、コナミの「ラブプラス」やガストの「シェルノサージュ」みたいに、女の子とコミュニケーションする作品も近年登場するようになりました。
2016年9月19日
障害者はゲームでどう描かれてきたか
※現在は障害者の表記に「障がい(碍)者」という書き方も用いられていますが、言葉自体は同じという観点から、この記事では「障害者」に統一しています。
2016年7月26日、障害者施設で戦後最悪と言われる大量殺人事件が発生しました。あらかじめ障害者のみをターゲットにした「ヘイトクライム」であることは明白ですが、多くの人が指摘していたように、現在の日本社会でそういった蛮行を容認するような空気が大きくなりつつあることは、残念ながら事実と言えるでしょう。そんな中で、エンターテイメントには一体何ができるのか。ゲームの中で描かれる障害者像について、私は過去に考察したことがあるのですが、この機会に今一度、同じテーマを考えてみたいと思います。無論、いいとか悪いとかをここで判断しきれるものではなく、今後どのようにしていくべきか?を考える一助になればと望みます。
2016年7月26日、障害者施設で戦後最悪と言われる大量殺人事件が発生しました。あらかじめ障害者のみをターゲットにした「ヘイトクライム」であることは明白ですが、多くの人が指摘していたように、現在の日本社会でそういった蛮行を容認するような空気が大きくなりつつあることは、残念ながら事実と言えるでしょう。そんな中で、エンターテイメントには一体何ができるのか。ゲームの中で描かれる障害者像について、私は過去に考察したことがあるのですが、この機会に今一度、同じテーマを考えてみたいと思います。無論、いいとか悪いとかをここで判断しきれるものではなく、今後どのようにしていくべきか?を考える一助になればと望みます。
ルーンファクトリー:多様性の物語の可能性
近年は、政策の一環として「ダイバーシティ」という言葉をよく聞きます。「多様性」という意味で、いろんな国籍・民族はもちろん、年齢や性別、障害の有無や性的マイノリティーなど様々な属性を持つ人々の共存を指す文脈で使われます。(念のため注記すると、なにかの「街」のことではありません。英語ではdiversityで一語です。)世界ではスタンダードになってきている思想ですが、閉鎖的な日本社会で多様性を認める考え方が定着するのは、世の中の動向を見る限りまだ先になりそうです。
そこで私が推したいのは、歴史ある牧場物語シリーズの外伝である「ルーンファクトリー」シリーズ(マーベラスAQL)です。農作業や酪農をして町の中で暮らしていくという本流の育成シミュレーションの形を継承しつつ、ファンタジー世界を舞台としてRPG要素を加えた作品です。私はルーンファクトリー3から初めてプレイして、後に1、2、4とオーシャンズもプレイしました。私個人の感想としては、3からかなり明確に「多様性の共存」を真正面から描いている優れた作品だと思いました。
そこで私が推したいのは、歴史ある牧場物語シリーズの外伝である「ルーンファクトリー」シリーズ(マーベラスAQL)です。農作業や酪農をして町の中で暮らしていくという本流の育成シミュレーションの形を継承しつつ、ファンタジー世界を舞台としてRPG要素を加えた作品です。私はルーンファクトリー3から初めてプレイして、後に1、2、4とオーシャンズもプレイしました。私個人の感想としては、3からかなり明確に「多様性の共存」を真正面から描いている優れた作品だと思いました。
2016年7月24日
「沙耶の唄」が示すものとは?
以前、Twitter上で見かけたゲーム関連の案件(注)の流れで、「沙耶の唄」について話していた人がいました。その人は「沙耶の唄」のことを「外見で判断しない恋愛を描いている」と思っていたようです(そしてやはり他の人にツッコまれていた)。私はそれを見てかなり疑問を感じたので、この作品に関する私の考えを書きたいと思います。
ただ一人を愛し続けるということ
一般的に恋愛ゲームというと、複数の女の子の中から攻略対象をいろいろ選べるイメージがありますが、攻略対象が一人しか存在しないゲームもあります。私が別ブログでプレイ記録を書いているガストの「サージュコンチェルトシリーズ」もその分類に入りますが、ここではその他の、私が過去にプレイしたそういう男性向けアダルトゲームを紹介します。(例によって昔話になりますが。)
フォトカノKiss:ギャルゲーの課題を考える
エンターブレイン制作の「フォトカノ」は、1996年から続いているトゥルーラブストーリーシリーズの流れを汲む作品です。元はPSPのゲームですが、Vitaにも移植されています。私はごく最近にVita版をプレイして、老舗だからこそと言うべきか、いろいろと感心する点、問題に感じる点がありました。この記事はそのあたりについて、普通に感想を交えながら書いてみます。
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